確率 No.10統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:標準 知識問題

2つの事象 AA、BB について、P(A)>0P(A)>0、P(B)>0P(B)>0 であるとする。次の記述のうち正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:1

排反は「同時には起こらない」(P(A∩B)=0P(A\cap B)=0)、独立は「一方が起こったかどうかが他方の起こりやすさに影響しない」(P(A∩B)=P(A)P(B)P(A\cap B)=P(A)P(B))という別の概念である。

P(A)>0, P(B)>0P(A)>0,\ P(B)>0 のとき、排反なら P(A∩B)=0P(A\cap B)=0 だが P(A)P(B)>0P(A)P(B)>0 なので独立の条件を満たさない。直観的にも、BB が起こったと分かれば AA は絶対に起こらない(P(A∣B)=0P(A\mid B)=0)ので、BB の情報が AA に強く影響している。よって 1 が正しい。

誤答の選択肢について

  • 2 この式は排反のときに成り立つ加法定理です。独立のときは P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A)P(B)P(A\cup B)=P(A)+P(B)-P(A)P(B) で、P(A)P(B)>0P(A)P(B)>0 の分だけ小さくなります。
  • 3 排反ならば P(A∩B)=0P(A\cap B)=0 なので P(A∣B)=0P(A\mid B)=0 です。P(A∣B)=P(A)P(A\mid B)=P(A) は独立のときの性質です。
  • 4 独立ならば P(A∩B)=P(A)P(B)>0P(A\cap B)=P(A)P(B)>0 です。P(A∩B)=0P(A\cap B)=0 は排反の定義です。
  • 5 独立ならば P(A∣B)=P(A)P(A\mid B)=P(A)、P(B∣A)=P(B)P(B\mid A)=P(B) なので、P(A)≠P(B)P(A)\neq P(B) であれば両者は一致しません。

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