相関・回帰 No.17統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)
ある企業で、社員 80 人の年収 (万円)を、勤続年数 (年)、月平均残業時間 (時間)、管理職ダミー (管理職なら 1、そうでなければ 0)で説明する重回帰分析を行い、次の結果を得た。決定係数は であった。
| 推定値 | 標準誤差 | 値 | |
|---|---|---|---|
| 切片 | |||
| 勤続年数 | |||
| 残業時間 | |||
| 管理職ダミー |
この結果の解釈に関する記述として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。
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正解:1
- 1:正しい。ダミー変数の偏回帰係数は、他の説明変数の値が同じときの「管理職」と「管理職でない社員」の の平均的な差を表す。
- 2:誤り。 値は係数が 0 でないことの統計的な確からしさの指標で、影響の大きさそのものではない。推定値で比べると、管理職であることの差 80 万円は勤続 1 年分の 9 万円よりはるかに大きい。
- 3:誤り。説明変数どうしに相関があれば、変数を除くと他の偏回帰係数の推定値も一般に変わる。
- 4:誤り。最小二乗法では説明変数を追加しても残差平方和は増えないので、決定係数が小さくなることはない(だからこそ自由度調整済み決定係数が用いられる)。
- 5:誤り。0 と 1 を入れ替えると基準となるグループが入れ替わり、係数は になる(切片も変わる)。
誤答の選択肢について
- 2 値は影響の大きさではなく、推定値と標準誤差の比です。
- 4 説明変数を追加しても決定係数は減少しません。
- 5 ダミーの 0/1 を入れ替えると係数の符号が逆になります。