時系列・カテゴリカルデータ No.5統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)
ある飲料メーカーの月次の出荷量データ(数年分)には、右上がりのトレンドと、夏に多く冬に少ない季節変動が見られる。このデータの分析に関する記述として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。
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正解:5
季節変動の周期は 12 か月なので、12 か月分を平均すると各月の季節的な上下が打ち消し合い、トレンド(と循環変動)が残る。月数 12 は偶数なので、時点を月の中央にそろえるため、隣り合う2つの12か月移動平均をさらに平均する中心化移動平均を用いる。よって 5 が正しい。
誤答の選択肢について
- 1 1年前の同じ月とは季節の位置が同じなので、ラグ 12 の自己相関係数は大きな正の値になりやすいです。
- 2 前月比には季節変動の影響がそのまま含まれます(例:6月→7月は季節的に増えやすい)。季節性を避けるには前年同月比や季節調整値を使います。
- 3 乗法型の季節調整値は 原系列 ÷(季節指数/100)なので、原系列の 倍になります。
- 4 移動平均は項数が大きいほど平滑化が強くなり、不規則変動はより取り除かれます。