分散分析 No.7統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:標準 計算問題 付表を別タブで開く

5 種類の商品パッケージのデザインで売上に差があるかを調べるため、各デザインを 4 店舗ずつ、計 20 店舗に割り当てて 1 週間の販売数を記録した。一元配置分散分析を行ったところ、群間平方和は 3636、群内平方和は 3030 であった。

有意水準 5% で「5 種類のデザインで販売数の母平均はすべて等しい」という帰無仮説を検定するとき、検定の結果として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:5

群の数 k=5k=5、総数 N=20N=20 より、群間の自由度は k−1=4k-1=4、群内の自由度は N−k=15N-k=15。

F=36/430/15=92=4.50F=\frac{36/4}{30/15}=\frac{9}{2}=4.50

分子の自由度 4、分母の自由度 15 の FF 分布の上側 5% 点は F0.05(4,15)=3.06F_{0.05}(4,15)=3.06。F=4.50>3.06F=4.50>3.06 なので帰無仮説は棄却される。

ただし、棄却によって言えるのは「すべての母平均が等しいわけではない(少なくとも 1 組に差がある)」ことであり、どのデザインの間に差があるかまでは分からない。それを調べるには多重比較などを行う。

誤答の選択肢について

  • 1 平方和の比 36/3036/30 をそのまま FF としています。
  • 2 付表を引くときに分子と分母の自由度を取り違えています。FF の分子は群間(自由度 4)です。
  • 3 対立仮説は「少なくとも 1 組に差がある」であり、すべての組で差があるとまでは言えません。
  • 4 FF が棄却限界値より大きいときは帰無仮説を棄却します。また、棄却されない場合でも「等しいと証明された」とは言えません。

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