分散分析 No.9統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:標準 知識問題

ある病院で、4 種類のリハビリテーションの方法による回復までの日数を比較するため、患者を無作為に各方法へ割り当て、一元配置分散分析を行うことにした。

一元配置分散分析についての記述として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:3

一元配置分散分析は、各群の観測値が互いに独立に正規分布に従い、母分散が群によらず等しい(等分散性)ことを前提として、「すべての群の母平均が等しい」という帰無仮説を検定する手法である。

検定統計量は F=群間の平均平方群内の平均平方F=\dfrac{\text{群間の平均平方}}{\text{群内の平均平方}} で、群間のばらつきが群内のばらつきに比べて大きいほど FF は大きくなる。各群の標本サイズは異なっていてもよい。

帰無仮説が棄却されても分かるのは「少なくとも 1 組の母平均に差がある」ことまでで、どの群の間に差があるかを調べるには多重比較を別に行う。

誤答の選択肢について

  • 1 帰無仮説は「すべての母平均が等しい」です。「少なくとも 1 組に差がある」が対立仮説です。
  • 2 各群の標本サイズが異なっていても実行できます(群内の自由度は N−kN-k)。
  • 4 分子と分母が逆です。FF は群間の平均平方 ÷ 群内の平均平方です。
  • 5 分散分析で分かるのは「少なくとも 1 組に差がある」ことまでです。どの組に差があるかは多重比較で調べます。

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