分散分析 No.14統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:難 計算問題 付表を別タブで開く

あるパン工房で、2 種類の生地(因子 A)と 3 段階の発酵時間(因子 B)のすべての組合せについて、パンを 3 個ずつ(繰り返し数 3)焼き、焼き上がりの体積を測定した。繰り返しのある二元配置分散分析を行ったところ、平方和は次のとおりであった。

要因 平方和
因子 A(生地) 12
因子 B(発酵時間) 20
交互作用 A×B 30
残差 36
計 98

交互作用 A×B について有意水準 5% で検定するとき、結果として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:1

水準数 a=2, b=3a=2,\ b=3、繰り返し数 r=3r=3 で、データ数は 2×3×3=182\times3\times3=18。

自由度は、A が 1、B が 2、交互作用 A×B が (2−1)(3−1)=2(2-1)(3-1)=2、残差が ab(r−1)=2×3×2=12ab(r-1)=2\times3\times2=12(計 17)。

FAB=30/236/12=153=5.00F_{AB}=\frac{30/2}{36/12}=\frac{15}{3}=5.00

F0.05(2,12)=3.89F_{0.05}(2,12)=3.89 なので、5.00>3.895.00>3.89 より交互作用は有意である。交互作用が有意であるとは、一方の因子の効果が他方の因子の水準によって異なることを意味する。

誤答の選択肢について

  • 2 交互作用の自由度を (a−1)+(b−1)=3(a-1)+(b-1)=3 としています。正しくは (a−1)(b−1)=2(a-1)(b-1)=2 です。
  • 3 交互作用と残差の自由度を入れ替えています。
  • 4 交互作用が有意でも、主効果が有意かどうかは各主効果の FF 検定で別に判断します。
  • 5 平方和の比 30/3630/36 をそのまま FF としています。

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