記述統計(1変数) No.8統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:難 計算問題 付表を別タブで開く

ある配送会社の2つの営業所で、1件あたりの配達所要時間(分)を調べた。結果は次のとおりである。ただし、分散はそれぞれの営業所の件数で割って求めたものである。

営業所 件数 平均 分散
A 30 50 16
B 20 60 25

2つの営業所を合わせた 50 件全体の分散(全体の件数で割ったもの)として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

正解と解説を見る

正解:5

全体の平均は

xˉ=30×50+20×6050=270050=54\bar{x}=\frac{30\times50+20\times60}{50}=\frac{2700}{50}=54

各営業所の偏差平方和は「件数×分散」で、全体の平均からの偏差平方和は「各営業所内の偏差平方和」と「営業所の平均と全体の平均の差による部分」の和になる。

営業所内:30×16+20×25=480+500=980\text{営業所内}: 30\times16+20\times25=480+500=980

営業所間:30×(50−54)2+20×(60−54)2=480+720=1200\text{営業所間}: 30\times(50-54)^2+20\times(60-54)^2=480+720=1200

よって全体の分散は (980+1200)/50=2180/50=43.60(980+1200)/50=2180/50=43.60。

誤答の選択肢について

  • 1 全体の分散 43.643.6 の平方根(標準偏差)です。
  • 2 営業所内の部分 980/50980/50 だけで、平均の違いによる散らばりを加えていません。
  • 3 2つの分散を単純に平均しています((16+25)/2(16+25)/2)。件数の重みも平均の違いも考慮されていません。
  • 4 営業所間の部分 1200/501200/50 だけです。営業所内の散らばりが抜けています。

続けて解く