確率分布 No.17統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:難 計算問題 付表を別タブで開く

ある工場の 2 本の生産ライン A、B で 1 日に発生する設備停止の回数は、それぞれ平均 1.2 回、平均 0.8 回のポアソン分布に従い、両ラインの停止回数は互いに独立であるとする。なお、e−2=0.1353e^{-2}=0.1353 である。

ある 1 日に、2 本のライン合計の停止回数が 1 回以下である確率として正しいもの(最も近いもの)を、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:2

独立なポアソン分布に従う確率変数の和はポアソン分布に従う(再生性)。合計の停止回数を SS とすると S∼Po(1.2+0.8)=Po(2)S\sim\mathrm{Po}(1.2+0.8)=\mathrm{Po}(2) である。

P(S≤1)=e−2(1+21!)=0.1353×3≈0.406P(S\le1)=e^{-2}\left(1+\frac{2}{1!}\right)=0.1353\times3\approx0.406

誤答の選択肢について

  • 1 P(S=1)=2e−2P(S=1)=2e^{-2} だけで、P(S=0)P(S=0) を足していません。
  • 3 P(A≤1)×P(B≤1)=e−2×2.2×1.8P(A\le1)\times P(B\le1)=e^{-2}\times2.2\times1.8 を求めています。これは「各ラインがそれぞれ 1 回以下」の確率で、合計が 1 回以下の確率ではありません。
  • 4 1−P(S≤1)1-P(S\le1) で、余事象の確率です。
  • 5 P(S≤2)=e−2(1+2+2)P(S\le2)=e^{-2}(1+2+2) で、境界を 1 つずらしています。

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