確率 No.6統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:難 計算問題 付表を別タブで開く

ある部品は工場 A、B、C の3か所で生産されており、生産量の比は A : B : C = 5 : 3 : 2 である。各工場の不良品の割合は、A が 2%、B が 3%、C が 4% である。

3工場の部品をすべて混ぜた中から無作為に1個を取り出したところ不良品であった。この部品が工場 C で生産されたものである確率に最も近い値を、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:4

生産量の比から事前確率は P(A)=0.5, P(B)=0.3, P(C)=0.2P(A)=0.5,\ P(B)=0.3,\ P(C)=0.2。不良品である事象を DD とすると、全確率の定理より

P(D)=0.5×0.02+0.3×0.03+0.2×0.04=0.010+0.009+0.008=0.027P(D)=0.5\times0.02+0.3\times0.03+0.2\times0.04=0.010+0.009+0.008=0.027

ベイズの定理より

P(C∣D)=P(D∣C)P(C)P(D)=0.0080.027≈0.30P(C\mid D)=\frac{P(D\mid C)P(C)}{P(D)}=\frac{0.008}{0.027}\approx0.30

不良率が最も高いのは C だが、生産量が少ないため、不良品が C 由来である確率は A 由来(0.010/0.027≈0.370.010/0.027\approx0.37)より小さい。

誤答の選択肢について

  • 1 P(C∩D)=0.2×0.04=0.008P(C\cap D)=0.2\times0.04=0.008、つまり「C 製かつ不良品」の同時確率です。不良品であることを条件にしていません。
  • 2 P(D∣C)P(D\mid C)、C 製品が不良である確率です。求めるのは逆向きの P(C∣D)P(C\mid D) です。
  • 3 事前確率 P(C)P(C) のままです。不良品であったという情報で更新されていません。
  • 5 不良品が C 以外(A または B)由来である確率です。

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