検定 No.2統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:易 計算問題 付表を別タブで開く

ある工場で製造している焼き菓子 1 個あたりの重さは、製造工程の設定値どおりであれば平均 200 g の正規分布に従い、標準偏差は過去の実績から 4 g であることが分かっている。ある日の製品から無作為に 64 個を抽出して重さを量ったところ、標本平均は 201.5 g であった。

母平均を μ\mu とし、母標準偏差は 4 g で既知として、帰無仮説 H0:μ=200H_0:\mu=200、対立仮説 H1:μ≠200H_1:\mu\neq200 を検定する。このときの検定統計量 zz の値として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:5

母標準偏差 σ\sigma が既知なので、標本平均の標準誤差は σ/n\sigma/\sqrt{n} であり、zz 統計量は次のようになる。

z=xˉ−μ0σ/n=201.5−2004/64=1.50.5=3.00z=\frac{\bar{x}-\mu_0}{\sigma/\sqrt{n}}=\frac{201.5-200}{4/\sqrt{64}}=\frac{1.5}{0.5}=3.00

両側 5% の棄却限界は z0.025=1.96z_{0.025}=1.96 なので、∣z∣=3.00>1.96|z|=3.00>1.96 より H0H_0 は有意水準 5% で棄却される。

誤答の選択肢について

  • 1 標準誤差を σ=4\sigma=4 のままにしており、n\sqrt{n} で割り忘れています。
  • 2 標準偏差の代わりに分散 σ2=16\sigma^2=16 を使い、16/64=216/\sqrt{64}=2 で割っています。
  • 3 差 xˉ−μ0=1.5\bar{x}-\mu_0=1.5 を標準誤差で割っていません。
  • 4 両側 5% の棄却限界値 z0.025=1.96z_{0.025}=1.96 です。検定統計量ではありません。

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