検定 No.6統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)
ある学習塾は、新しい教材を使うと模擬テストの平均点が従来の 60 点より上がるかを調べたい。得点は正規分布に従い、母標準偏差は 24 点で既知とする。受講生 36 人を無作為に選んで新教材で学習させ、その標本平均 を用いて、帰無仮説 、対立仮説 を有意水準 5% で検定する。
実際の母平均が であるとき、この検定の検出力( を正しく棄却する確率)として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。ただし、正規分布表は小数第 2 位までの で引くものとする。
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正解:4
方針:まず のもとで棄却域の境界を求め、次に真の平均 のもとでその棄却域に入る確率を求める。
標準誤差は 。片側 5% 点 より、棄却域は
のとき なので、
よって検出力は 0.6844 である(第 2 種の過誤の確率は )。
誤答の選択肢について
- 1 有意水準 ( が正しいときに棄却する確率)です。検出力は対立仮説のもとで計算します。
- 2 標準誤差を のままにして で割り忘れています(境界 99.48、)。
- 3 第 2 種の過誤の確率 です。検出力は です。
- 5 ( が正しいときに正しく受容する確率)です。検出力とは別物です。