検定 No.9統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:標準 知識問題

仮説検定における第 1 種の過誤・第 2 種の過誤および検出力に関する記述として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

正解と解説を見る

正解:1

  • 第 1 種の過誤:H0H_0 が正しいのに H0H_0 を棄却する誤り。その確率の上限が有意水準 α\alpha。
  • 第 2 種の過誤:H0H_0 が誤っている(H1H_1 が正しい)のに H0H_0 を棄却しない誤り。その確率を β\beta とする。
  • 検出力:H1H_1 が正しいときに H0H_0 を正しく棄却する確率で、1−β1-\beta。

よって 1 が正しい。標本の大きさが一定のとき、α\alpha を小さくすると棄却域が狭くなり、β\beta は大きくなる(検出力は下がる)。

誤答の選択肢について

  • 2 これは第 2 種の過誤の説明です。第 1 種の過誤は「H0H_0 が正しいのに棄却する」誤りです。
  • 3 有意水準を下げると棄却域が狭くなるので、H0H_0 を棄却しにくくなり、第 2 種の過誤の確率はむしろ大きくなります。
  • 4 α\alpha は H0H_0 が正しいときの確率、β\beta は H1H_1 が正しいときの確率で、前提となる状況が異なります。和が 1 になる関係はありません(1−β1-\beta は検出力)。
  • 5 これは第 1 種の過誤の確率(有意水準)です。検出力は H1H_1 が正しいときに棄却する確率です。

続けて解く