検定 No.13統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

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ある食品工場では、袋詰めのスナック菓子の内容量の標準偏差が従来 2.0 g(分散 4.0 g²)であった。充填機を入れ替えた後、ばらつきが大きくなったのではないかという指摘があり、新しい充填機で詰めた製品から無作為に 21 袋を抽出して内容量を量ったところ、不偏分散は 6.6 g² であった。内容量は正規分布に従うものとする。

母分散を σ2\sigma^2 として、帰無仮説 H0:σ2=4.0H_0:\sigma^2=4.0、対立仮説 H1:σ2>4.0H_1:\sigma^2>4.0 を有意水準 5% で検定する。検定の結果として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:1

母分散の検定には、H0H_0 のもとで自由度 n−1n-1 の χ2\chi^2 分布に従う統計量 χ2=(n−1)S2σ02\chi^2=\dfrac{(n-1)S^2}{\sigma_0^2} を用いる(S2S^2 は不偏分散)。

χ2=(21−1)×6.64.0=1324.0=33.0\chi^2=\frac{(21-1)\times6.6}{4.0}=\frac{132}{4.0}=33.0

対立仮説が σ2>4.0\sigma^2>4.0 の片側(上側)検定なので、棄却域は χ2>χ0.052(20)=31.41\chi^2>\chi^2_{0.05}(20)=31.41。33.0>31.4133.0>31.41 より H0H_0 は棄却され、ばらつきは大きくなったと判断される。

誤答の選択肢について

  • 2 両側検定の上側の限界値 χ0.0252(20)\chi^2_{0.025}(20) と比べています。対立仮説は σ2>4.0\sigma^2>4.0 の片側です。
  • 3 不偏分散と母分散の比 6.6/4.06.6/4.0 をそのまま統計量としています。(n−1)(n-1) を掛けます。
  • 4 棄却の結論は正しいですが、検定の結果から「帰無仮説が正しい確率」は言えません。
  • 5 分母に分散 4.0 ではなく標準偏差 2.0 を用いています(20×6.6/2.0=66.020\times6.6/2.0=66.0)。

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