検定 No.16統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:標準 計算問題 付表を別タブで開く

ある種苗会社が販売している野菜の種子の発芽率は、これまで 80% であった。新しい種子処理を施した種子を無作為に 400 粒選んでまいたところ、336 粒が発芽した。

母比率を pp として、帰無仮説 H0:p=0.8H_0:p=0.8、対立仮説 H1:p>0.8H_1:p>0.8 を正規近似により検定する(連続修正は行わず、標準誤差には帰無仮説のもとでの値を用いる)。この検定の pp 値として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

正解と解説を見る

正解:2

標本比率は p^=336/400=0.84\hat{p}=336/400=0.84。帰無仮説のもとでの標準誤差は

0.8×0.2400=0.0004=0.02\sqrt{\frac{0.8\times0.2}{400}}=\sqrt{0.0004}=0.02

Z=0.84−0.80.02=2.00Z=\frac{0.84-0.8}{0.02}=2.00

対立仮説は p>0.8p>0.8 の上側の片側検定なので、pp 値は P(Z≥2.00)=0.0228P(Z\ge2.00)=0.0228(正規分布表)。

誤答の選択肢について

  • 1 標準誤差に p^=0.84\hat{p}=0.84 を用いて 0.84×0.16/400≈0.0183\sqrt{0.84\times0.16/400}\approx0.0183 とし、Z≈2.18Z\approx2.18 から求めた値です。
  • 3 両側検定の pp 値(片側の 2 倍)です。対立仮説は p>0.8p>0.8 の片側です。
  • 4 pp 値ではなく、よく使われる有意水準の値です。
  • 5 下側確率 P(Z≤2.00)P(Z\le2.00) です。上側の片側検定では P(Z≥2.00)P(Z\ge2.00) を求めます。

続けて解く