検定 No.17統計検定®2級 対策の練習問題(非公式・オリジナル)

難易度:易 計算問題 付表を別タブで開く

ある検査機関で、2 台の電子はかり A, B の測定値のばらつきを比べるため、同じ分銅をはかり A で 13 回、はかり B で 11 回測定した。測定値の不偏分散は、A が 2.4、B が 6.0(単位は mg²)であった。測定値はいずれも正規分布に従うものとする。

2 台の母分散が等しいかを FF 検定で調べるとき、大きい方の不偏分散を分子にした検定統計量 FF の値として正しいものを、次の 1〜5 のうちから一つ選べ。

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正解:3

等分散の FF 検定では、2 つの不偏分散の比を検定統計量とする。大きい方(B)を分子にすると

F=sB2sA2=6.02.4=2.50F=\frac{s_B^2}{s_A^2}=\frac{6.0}{2.4}=2.50

これは帰無仮説のもとで自由度 (10, 12)(10,\ 12) の FF 分布に従う。有意水準 5% の両側検定なら上側 2.5% 点 F0.025(10,12)=3.37F_{0.025}(10,12)=3.37 と比べ、2.50<3.372.50<3.37 なので等分散の仮説は棄却されない。

誤答の選択肢について

  • 1 小さい方を分子にしています(2.4/6.02.4/6.0)。問題文の指示は大きい方を分子にすることです。
  • 2 不偏分散の比の平方根(標準偏差の比)です。FF は分散の比です。
  • 4 棄却限界値 F0.025(10,12)F_{0.025}(10,12) です。検定統計量ではありません。
  • 5 分散の比をさらに 2 乗しています。

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